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Delicious
VinylといえばThe PharcydeやBrand New Heavies、古くはTone-LocやMasta
Aceを擁して西海岸のヒップホップ・シーンに風穴を開けた老舗レーベル。今回シュガービッツからオフィシャル・ミックスCDが発売されるのを記念して、Delicious
VinylのオーナーMichael Rossに話を聞いてみました ! 「The Pharcydeはいまどうしてるの
?」「Fatlipが心配でたまらない」「っていうかTone-Locは?」・・・というマニアックな諸氏のために、彼らの近況もちゃんと聞いておきましたよ。しかもミックスを担当したDJ
Yoshioのインタヴューも併載。見逃せません !
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DMR (以下 D) : Delicious Vinylは「ずいぶん昔からあるな」という曖昧なイメージなんですが、実際のところ設立はいつですか
? また設立のきっかけはどのような経緯でしたか ?
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Michael Ross (以下 M) : Delicious Vinylの正式な設立は1987年。きっかけは・・・当時僕はMatt
Dikeってヤツとロス・エリアでDJをしていたんだ。2人でヒップホップ業界に旋風を起こそうみたいな感じで意気投合したのがきっかけかな。最初は白人2人がヒップホップ・レーベルを始めるって言うといろんな偏見があったけどね。言ってみればマイナスからのスタートだったけど、今となればDelicious
Vinylのこれまでの歴史を見てもらえれば間違いないと思うよ。
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D : 事務所の場所は西海岸と聞いていますが具体的にはどこですか ?
どんな街ですか ?
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M : ロスのサンセット通り。Marvin Gayeの昔のレコーディングスタジオの向かい側にあって、ハリウッドのど真ん中だよ。
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D : 西海岸というと長らくギャングスタというイメージがあったわけですが、The
PharcydeとDelicious Vinylはその流れを変えたと言ってもいいと思います。The
Pharcydeとの出会いを教えてください。
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M : 確かにギャングスタのイメージは強かったね。でも、僕ら自身は特に意識したことはなかった。なぜかというと、音楽を作るにあたって創られた誰かの考えや風習に固執する必要はないと思ったし、自分達のスタイルは必ず多くのファンが認めてくれると信じていたからね。The
Pharcydeとは友人を通じて知り合った。彼らはサウスセントラルにある小さなクラブで毎晩のようにフリースタイルやダンスをしていたんだ。ダンスはもちろん抜群にうまかったけど、それ以上に驚かされたのが4人全員のライム。それぞれに強烈なインパクトと、こだわりがあってぶつかりあっているように見えたけど、不思議と共鳴してたんだ。彼らは正に僕らの探していたスタイルだったんだ。で、当時グループのリーダー的存在だったtreに一緒にやらないかって声をかけたのが出会いかな。
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D : The PharcydeがよくライヴをやっていたGoodlife
cafeは、地元では有名なバー・クラブだと聞いています。なんでもJurassic 5や後にAnticonの面々も同じ場所でパフォーマンスしていたとか。そこはある意味では西海岸の新しい流れを作った中心になるわけですね。
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M : そうそう。Jurassic 5やAnticonは結構新しい流れだけど、当時はFreestyle
FellowshipやMad Kapと共にThe Pharcydeは活動してたんだ。
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D : The Pharcydeは今も日本で高い人気があるわけですが、彼らが成功したと実感したのはいつでしたか
? また当時の印象深い思い出を教えて下さい。
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M : 日本で人気があるのは知ってるよ。とても嬉しいことだね。彼らの成功を実感したのは、2ndアルバム「Labcabincalifornia」かな。その前に1stアルバム「Bizzarre
Ride II the Pharcyde 」やBrand New Heaviesのアルバム「Heavy Rhyme
Experience」で“Soul flower”がヒットしたけど、あのときはまだ実感じゃなく「成功を予感した」って感じだった。今となればすべてが思い出だけど、やっぱり2ndアルバムのリリース・ツアーが一番面白かったかな。どこに行ってもファンは絶えなかった。すべてが思い通りに進んだし、みんな彼らを求めていたね。
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D : ところでTone-Locとは最近会いましたか ? 彼は今何をしてるんですか
?
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M : Tone-Locは、俳優をやってるよ。たまにテレビをつけるとブラウン管の隅っこに写ってるよ(笑)。
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D : The Pharcydeについては情報が曖昧なんですが、現在どのような状態になっているんですか
?
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M : 今現在メンバーはBooty BrownとImaniの2人だけ。ツアーを中心に活動してるよ。Fatlipの方は、最近Rolling
StoneマガジンやEntertainment Weekly他で取り上げられて評論家の間でも注目されてる「The
loneliest Punk」が出たばかりで、今はツアー中だよ。
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D : “What's up Fatlip ?”のPVのメイキング・ヴィデオが、Delicious
VinylのHPで公開されていますね。かなり興味深い映像だったんですが、監督はあのPVの巨匠Spike
Jonzeですね。あの撮影について何か教えてもらえますか ?
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M : Spike Jonzeとは“Drop”のPVでも一緒にやっているんだ。当時から彼はFatlipのこともよく理解しているし、Delicious
Vinylのことも理解している。今回の“What's up Fatlip ?”では、過去の栄光と挫折をテーマにして一つの曲を作ったんだ。あとは、メイキングを見てLipとSpikeの絡みと、クリエイティヴィティーを感じてほしいね。
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D : Jay Deeが亡くなりましたね。“Runnin'”のプロデュースなどでThe
Pharcydeとも結びつきの強かった彼ですが、彼との思い出があれば、お願いします。また彼は、晩年はLAに拠点を移していたわけですが、お会いになりましたか
?
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M : 今はあまり言葉にできないよ。安らかに眠ってほしい。
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D : では最後に日本のDelicious Vinylファンに一言お願いします。
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M : 日本のDelicious Vinylファンのみんな、こんにちは !! 支持してくれてありがとう!今年はFatlipの「The
loneliest Punk」に始まって、N'dea Davenportがグループに戻った新生Brand New
Heaviesのニュー・アルバム、Chop Black (The Whoridas)、Bucwheed (元The
Wascals)、そしてDelicious Vinylのクールなダンスホール・レゲエのコンピ等出していくから、みんな注目してて
!
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