home my page hip hop r & b house jazz accessory 今日の気持ちで検索してみる
 
  

DJ Yoshio Interview

Delicious Vinyl
DJ Yoshio Interview
 

今回Delicious Vinylのオフィシャル・ミックスCDを手がけたDJ Yoshioを直撃 ! 彼のミックステープ・シリーズ「Twelve」といえばDJ Komoriの「Monthly fruits」と並んでマンスリー・ミックステープの代名詞的存在ですが、長い活動期間にも関わらず彼自身の素性は謎のままでした。今回は彼のほとんど初ともいえるインタヴュー掲載となります。ミックスCDの出来栄えを聞いてみました !

 

DMR (以下 D) : Yoshioさんといえばやはりこの話から始めなくてはならないと思うのですが、マンスリーの「Twelve」シリーズを始めてからもう何年になりますか ?

DJ Yoshio (以下 Y) : 5年ですね。僕が21のときからやってるんで。

D : みんな聞きたいことだと思うんですけれど、マンスリーだとすごく新しいレコードがミックスされていたりしますよね。あれはやっぱりプロモがレーベルから送られてきたりするんですか ?

Y : いや。全部自分で買ってますよ(笑)。

D : 自分でお金を出して買ってるんですか ? プロモが送られてきたり、レコード・プールのようなシステムに参加しているのではないかと、我々は勘ぐっていたんですが・・・。

Y : 僕は自分で買ってますね。普通にDMRさんでも買ってますよ。DMRはUKのキャッチーでレアなR&Bが入ってくるのがうれしいんですよね。他にも渋谷でだいたい買っています。

D : これはありがとうございます。しかし・・・普通ですね ! 意外でした。マンスリーでおまけに自分で全部レコードを買っていると、出費も馬鹿にならないんじゃないですか ?

Y : (笑)そうですね。けっこうかかっちゃってますね。

D : マンスリーをはじめたきっかけは何だったんですか ?

Y : DJ Komoriさんが僕よりも先にマンスリーを始めていて、「Monthly fruits」はいま7年目なんですけど、Vol.1が出たときはやっぱりビックリしましたね。僕はその頃19歳くらいだったんですけれど、「マンスリーでR&Bを紹介するミックステープが出てきたんだ」って衝撃でした。それで20歳になった頃ですかね、いろいろ調べてシュガービッツに電話したんです。「DJ取ってますか ?」って。それでデモを送ったんです。まあ、その時は全然下手で、当然なんの返答ももらえなかったんですけどね。

D : なるほど。じゃあせっかくオーナーが隣にいるわけですし、ちょっとシュガービッツ側からのお話も聞いて見ましょうか。Yoshioさんからデモテープが送られてきたわけですね。

シュガービッツ竹本氏 (以下 T) : そうなんですよ。シュガービッツは僕が23歳の時に作った会社だったんですけど、もともとは僕らがいいなと思ったDJに声をかけて、テープを作ってリリースしていく・・・っていう感じだったんですよね。だからデモ募集とかはしていなかったっていうか。でもずっと送り続けてきてて。

D : デモの内容はどうだったんですか ?

T : いや、最初は全然ダメでしたね。下手だし(笑)。でも何回か送ってくる内に、デモが徐々によくなっていったんです。

D : やっぱりYoshioさんは、かなりがんばって練習したわけですか ?

Y : 最初送った時は、なんの返答もなくて軽くヘコんだんですけれど、すぐ立ち直って。「俺も練習して上手くなってやるぞ」って、気合入れて練習したんです。それからもミックステープを送り続けて、結局4つか5つくらい送りましたね。それで21の時に竹本さんから「やってみるか」ってことになったんです。

D : なるほど。じゃあ最後にマンスリーでミックステープを出してみたいと思っている若いDJの方々に、Yoshioさんから一言お願いします。

Y : とにかく、辛抱強く、忍耐が大事です・・・。

D : ありがとうございました(笑)。

D : それじゃ今回のDelicious Vinylオフィシャル・ミックスCDについてお話を聞いてみましょうか。Delicious VinylといえばYoshioさんからするとどういうイメージですか ?

Y : やっぱり僕もThe PharcydeからDelicious Vinylを知ったんで、最初は“Soul flower”から入っていくわけですよね。The Pharcydeの曲はたくさん入ってます。ただ今回の目標としては「聞き続けても飽きないミックス」を心がけたんで、色々と構成にも凝りました。

D : Delicious VinylにはThe PharcydeだけじゃなくてTone-LocやMasta Aceもいるわけですけど、彼らもキャラクターはそれぞれ濃いし、いい感じにバラバラですよね。

Y : 一つにまとめるのは苦労しましたね。でも、どこを聞いても完璧な仕上がりです。

D : おお・・・言い切りましたね(笑)。最近のDelicious VinylにはMr.Vegasみたいなダンスホール・レゲエのアーティストもいるわけですが、その辺もきっちり入ってますね。

Y : そうですね。でもここも自信ありますよ。(リディムは)“Coolie dance”ネタなんで、若い子にも馴染みがあると思います。

D : おまけも豪華ですね。DVDはかなりいい感じのPVが入ってますよね。Spike Jonesが監督した、衝撃の“Whats up Fatlip ? ”も入ってますし。

T : これは色んな意味でキツいですよねえ。ちなみに冊子はViceMagazineのデザイナーと作ったんですけど、Delicious Vinylらしい「ダサかっこいい」感じのギリギリをついてます。「ファーサイドって片仮名で入れちゃおう」とか。

D : 本当だ・・・。

T : 「バカだな〜」っていう感じが、ちょうどいいんですよね。

Delicious Vinyl
DJ Yoshio Interview